2014年3月30日日曜日

Manhattan - SKATERS

✩✩✩✩✩✩★★★★(6/10)

ゼロ年代はロックンロールの時代だった、というのは言い過ぎにしても、ストロークス、リバティーンズ、ジェット、マンドゥ・ディアオ、ハイヴス、アークティック・モンキーズ等々、’10年代から振り返るとやはりオーソドックスなギターロックに勢いがあったのは間違いない。
いまその手のバンドに勢いが感じられない。それはゼロ年代の反動なのではないか、そんな気がしている。

SKATERSはいいバンドだと思う。キャッチーでいい曲書くと思うんだ。レゲェっぽいビートを使った曲が2曲あるのも好感がもてる(最近そんなバンドってみかけないし)。今が2004年ならもっと大きなスポットライトが当たっていたと思うのだけど。





Kiss Me Once - Kilie Minogue


✩✩✩✩✩✰★★★★(5+/10)

I Was Gonna CancelからSexy Zoneの流れは気に入っている。もう1曲ぐらいお気に入りになる1曲があれば僕は満足だったのだけど、残念ながらそれはなかった。

それにしてもアルバム中の3曲にSexという単語が入っているのは、とてもカイリー・ミノーグらしい気がしますね。


2014年3月24日月曜日

Love Letters - Metronomy

✩✩✩✩✩✩✰★★★(6+/10)

美しい箱庭ポップ的な感じで70s前半のソフトロック的手触りがある。アルバム序盤では「これは素晴らしいアルバムなのでは!」という予感を感じさせるのだけど、それは予感のまま終わってしまう。素晴らしい前戯に終始して絶頂のない性交のようなアルバムというのが僕の印象。

ただ、このアルバムには何度も味わいたくなる類いの趣味の良さ、感じの良い音楽がある。それは僕も認めるし、まだもっと聴いてみたらアルバムの印象変わるかもという感じもある。


2014年3月16日日曜日

The Drop Beneath - Eternal Summers

✩✩✩✩✩✩✩✩✭✭(8/10)

バンドのことをググるとドリームポップとかシューゲイズというジャンルのワードがでてくるけど、そういう要素はあまり感じなかった。むしろ90sUSオルタナのエッセンスを感じた。ヴェロニカフォールズ+ヴェルヴェットクラッシュといったら適当過ぎる?
とにかく好アルバム。リードトラックのガウジが特にいいな。

2014年3月9日日曜日

Atlas - Real Estate

✩✩✩✩✩✩✩✩✰★(8+/10)

何のへんてつもないUSインディだけど、だからこそ曲や演奏の際立つ良さがよく分かる。聴いていると、じんわり彼らの曲がしみこんでくるような感じのアルバム。その緩めのサウンドはお気に入りのよれよれのネルシャツを着るような安心感と心地よさがある。今年のベスト候補の一枚かもね。


EP -Yumi Zouma

✩✩✩✩✩✩✩✩★★ (8/10)
ニュージーランド出身の3人組のデビューEP。アンニュイとドリーミーさのなかに洗練を感じるインディポップ。どの曲も気に入ってるけど特に1曲目が好き。ジャケットも美しいのでアナログ盤で欲しいな。